現在大学生や短大生の方でWebデザイナーを目指している方も多いと思います。

私が勤務していた職場にも、大学生の方がWebデザイナーとしてアルバイトをされていたことがありますが、大学生の方と一緒に仕事をしたことがある経験を踏まえながら、本記事では大学生や短大生がWebデザイナーになるために、どうすべきかをアドバイスします。

大学生や短大生がWebデザイナーになるための、オススメのステップ

  1. 学校に通いながら、「独学」+「自分でWebサイトを構築・運用」する。適宜スクールに通うなどもアリ
  2. 自分で作ったWebサイトを運用しながら、Webデザイナーか、関連するアルバイトをする
  3. 上記の「1」と「2」をしながら、就職活動をし、卒業と同時に就職する

大学生や短大生の方は、他の環境の方よりも、学習時間が確保しやすい面や、WebデザイナーやWeb業界でのアルバイトがしやすい面、年齢が若いという面で、とても有利な状況だと思います。

この恵まれている環境を存分に活用して、一所懸命に上記のステップを踏んでいけば、Webデザイナーになれる可能性は高いです。

なお、そもそもですが「Webデザインが本当に好きか」という点を確認しておいた方がいいので、下記の記事もご参考ください。

関連記事未経験からWebデザイナーを目指している方に質問。本当に好きなの?

それでは、各ステップについて解説していきます。

【Step.1】学校に通いながら、「独学」+「自分でWebサイトを構築・運用」する。適宜スクールに通うなどもアリ

まず、「独学」ということについてですが、これはWebデザイナーになるまでのものではなく、その職にある限り、一生続くものです。

Webデザイナーになれたとしても、日々、Webデザインの新しい見せ方や技術的な変化があるので、独学は一生続きます。

ですので、Webデザイナーを目指すと決めた瞬間から、ベースとして「独学」ができる心構えが必要です。

WebデザインやHTMLコーディングなど、Webデザイナーに関わる全てのスキルは、大学や専門学校、Webデザインのスクールなどで教わるものだという考えでは、永く活躍できるWebデザイナーには到底なれません。

独学にプラスして、適宜、スクール等に通うのは、全然アリ

ただ、独学だけでは、知りえなかったこともスクールでは学ぶことができるかもしれませんし、分からないことがあった場合は、講師に聞いた方が早かったりするので、「独学が基本にある」という前提であれば、適宜、スクール等に通うのはアリです。

あくまでも独学がベースとしてあって、大学などの学校やスクールは補助的なもの、というスタンスで捉えることが大切です。

私自身はWebデザインに関しては基本独学でした。Macオペレーターになる際は3ヶ月ほど、イラストレーターのスクールに通いました。この時もイラストレーターの本や業界誌を買い漁って、毎日独学をしながらのスクール利用でした。

この「独学やスクール」に関しては、以下の記事もご参考ください。

関連記事Webデザイナーになるために独学とスクールのどちらがいいか 元面接担当者はこう考える

「自分でWebサイトを構築・運用」することの大切さ

独学でWebデザインやWebサイトの構築について学び始めたら、並行して「自分でWebサイトを構築・運用」することを強くオススメします。

理由は、今後の就職活動や仕事の上で必ずプラスになるからです。

Webサイトはデザインすることが目的ではなく、Webデザインを発注する企業にとっては利益を上げるためのツールであり、Webデザインはそのための「たったひとつの要素」でしかありません。

どんなに見た目が素晴らしいデザインでも、利益が上がらないなら、Webデザインを発注した費用は失敗した投資となります。

この感覚を持ったWebデザイナーは現役Webデザイナーの中でも意外と少なく、まして、Webデザイナーを目指す方たちには皆無に等しいでしょう。

もし自分でWebサイトを企画して、1円でも利益を出したら、ものすごい差別化になります。

就職活動の際、応募書類や面接で、

「Webサイトをこう企画して、このようなデザインとし、これくらいの期間でこれくらいの利益を出しました」

というようなアピールができれば、採用してくれる企業は必ず現れると思います。

私もWebデザイナーを採用する側として面接したこともありますが、このような応募者はほとんどいませんでした。もしいたら、採用となる確率はかなり高かったことでしょう。

ですので、最初は下手くそでも何でもいいので、できればサーバーを借りてドメインを取得するところから手探りでやってみることをオススメします。

サーバーは毎月数百円で借りられますし、無料のものもあります。ドメインも年間で1,000円前後です。それほどお金はかからないので、まずやってみる、というのが大切です。

【Step.2】自分で作ったWebサイトを運用しながら、Webデザイナーか、関連するアルバイトをする

独学を基本として、必要であればスクール等にも通い、自分でWebサイトを企画して構築、運用しながら、という前提で、次のステップは「アルバイト」です。

アルバイトはもちろんWebデザイナーか、Web制作に関連する職種です。

私も独学でWebデザインを学びつつ、仕事をしながら経験を積んでいきました。やはり実際の業務に携わるのが一番、デザインや技術の「引き出し」が増えていきます。

私の勤務先で大学生のアルバイトさんがWebデザイナーとして入っていましたが、そのアルバイトさんは、別の会社でもフォトショップの画像加工に関するアルバイトを掛け持ちしていました。

仕事の仕方やノウハウは各会社ごとに異なるので、スキル面での幅も広がりますし、会社の文化の違いも垣間見ることができると思いますので、今後の仕事に活かすことができると思います。

また、仕事ぶりが認められれば、アルバイト先から正社員として声がかかり、そのまま就職できる可能性もあります。

お金をいただきながら経験を積めるというのはとても貴重な機会です。最初は待遇面よりも仕事内容を重視して、アルバイトしてみましょう。

【Step.3】就職活動をし、卒業と同時に就職する

あとはこれまで解説したことをコツコツと続けながら、最終ステップとして就職活動をし、採用を勝ち取るのみ。

自分でWebサイトを構築・運用して利益を出し、Web制作関連のアルバイトもしていれば、採用されるための材料は整っています。

あとは効果的にアピールできればいいので、この点については、以下の記事をご参考ください。

関連記事未経験からWebデザイナーになるための6つのステップ

関連記事デザインと全く関係無い職種からWebデザイナーに転職できるの?

まとめ

  • 一生の基本として「独学」が必要、適宜スクール等の併用はアリ
  • 自分でWebサイトを構築・運用してみる
  • Webデザイナーか、関連するアルバイトをする
  • これらをしながら、一社一社全力の準備とアピールで就職活動を

Webデザインが本当に好きで、独学で学んでいけるという心構えがあり、実際に自分でもWebサイトを企画して運用し、WebデザイナーやWeb関連のアルバイトをしていれば、あとは、全力で自分をしっかりと伝えるだけ。

ステップは非常にシンプルです。

この中でも最重要なのが、自分でWebサイトを作ること。これをすれば何が分からないかが見えてくるはず。ぜひトライしてください。